■ ID | 876 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埼玉県における河川水のPFOS、PFOA濃度とPFOS汚染の原因 Concentrations of PFOS and PFOA in river water in Saitama Prefecture and contamination sources of PFOS |
■ 著者 | 茂木守
Mamoru Motegi
埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄 Shigeo Hosono 埼玉県環境科学国際センター 杉崎三男 Mitsuo Sugisaki 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本環境化学会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第17回環境化学討論会講演要旨集、pp568-569、平成20年6月12日 |
■ 抄録・要旨 | 埼玉県内の35河川38地点について、河川水のペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の濃度を測定した。PFOS、PFOAは、それぞれ<0.25〜5,100ng/L(幾何平均(GM):15ng/L)、<1.2〜500ng/L(GM:7.7ng/L)の範囲で検出された。各GMは、全国調査の結果と比較して高い値であった。
高濃度のPFOSが検出された河川Aと河川Bについて、その流入源を特定するため、当該流域の追跡調査を実施した。河川Aの流域では、電子部品製造工場から25,000ng/Lという高濃度のPFOSを含む水が排出されており、原因の一つと特定した。一方、河川Bでは、下水処理場の放流水が、PFOSの汚染原因と推察された。 |
■ キーワード | ペルフルオロオクタンスルホン酸、ペルフルオロオクタン酸、河川水、排出源 |
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